鳥羽水族館、新種の寄生生物を発見

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鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は15日、同館に搬入された魚から学芸員が見つけた寄生生物が、新種として日本甲殻類学会国際誌に記載され、トリカジカエラモグリという名称になったと発表した。同館で26日から展示公開するという。

同館に2015年1月に業者から搬入された海水魚トリカジカ3個体のうち2個体のエラなどに、「ウオノエ」という生物が寄生しているのを学芸員が確認。その標本を研究者に送ったところ、未記載種であることが判明した。甲殻類研究者の齋藤暢宏氏(水土舎)とウオノエ類研究者の山内健生氏(兵庫県立「人と自然の博物館」)の共同研究によって、2016年12月、新種のウオノエとして日本甲殻類学会国際誌Crustacean Researchに記載された。

トリカジカは、カサゴ目トリカジカ科に属する体長35cm程の海水魚。相模湾から東シナ海に分布し、水深500m前後の砂泥底に生息する。ウオノエは、等脚(とうきゃく)目ウオノエ科に属する海産動物。太平洋、インド洋に広く分布しており、魚の口の中に寄生する。同館で人気を集めているダイオウグソクムシと同じくダンゴムシの仲間。

【施設情報】
鳥羽水族館
三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
TEL:0599-25-2555
http://www.aquarium.co.jp/
開館時間:9:00-17:00(通常) 年中無休

画像提供:鳥羽水族館

 
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宮永 龍樹

栃木県出身。ソフトウェア技術者。情報機器・教育機器の開発に長年従事するが、自動車エレクトロニクスの分野に転身。最先端の自動運転技術にも関わる。趣味はダンス、そして娘の寝顔を見ること。

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