小学1年生に朝食配布 ドイツの食育プロジェクト

夏休みが終わり、新学期が始まったドイツのベルリン市とブランデンブルク州の小学校で26日、新入学の1年生に対し「朝食ボックス」が配られた。

これは2002年にベルリンで始まったプロジェクトで、健康な食育を提唱する「ビオ・ブロートボックス協会」による発案。同協会は、「健康な朝食は子どもの学習意欲と結びついている」として、すべての子どもは毎日朝食を取るべき、朝食は健康的なものであるべき、子どもたちは早くから健康な食事の価値を学ぶべき、という理念のもと、地元産自然派農法の素材を使った「朝食ボックス」を配布する活動を行っている。

「朝食ボックス」は、黄色いタッパーウェアの中にライ麦パンのスライスとクリームチーズ、果物と野菜スティック、さらにジャムとお菓子のバー(チョコレートのついていないもの)が入っているというもの。この「朝食ボックス」を通して初めて自然派食品に接する子どもや親も多いという。

今回、ベルリン市とブランデンブルク州で合計5万7000個の「朝食ボックス」が配られた。同プロジェクトは40以上の企業が支援している。

画像提供:Bio-Brotbox

 
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塩野 輝美

翻訳者、ライター。ドイツ在住。ドイツの生活と文化、歴史と社会制度のつながりをウォッチしています。

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