「子供大学」 ベルリンの大学病院シャリテーが開校

欧州最大規模を誇るベルリンの大学病院シャリテーが、「子供大学」を開講して話題を呼んでいる。5日付のベルリナー・モルゲンポスト紙オンライン版が伝えた。

5日から開校した子供大学は、8~12歳の子供が対象。普段は大学医学部の学生が受講する教室に子供たちが座り、人間の体や臓器の仕組み、脳や神経の機能について医学者から直に学ぶというもの。子供たちから病院に対する不安を取り除き、また将来、医学を学ぶことへの子供たちの興味を喚起することを目的にしている。

講義は1カ月に1回行われ、1講義の参加費は2.50ユーロ(約283円)。講義を6回以上受講して簡単なテストに合格すれば、「人体のスペシャリスト」の認定書がもらえる。第1回目の講義には130人の子供たちが参加するという人気ぶりだった。

300年の歴史を持つシャリテーは、ドイツ医学の最高峰を担ってきた医療機関で、細菌学の権威であるロベルト・コッホをはじめ、ドイツのノーベル医学賞受賞者の半分はここから輩出されている。ドイツ留学時代の森鴎外もこの病院で学んだ。現在は、ベルリン・フンボルト大学とベルリン自由大学の医学部医療機関として機能している。

*1ユーロ=113円で換算(9日時点)

(写真はイメージ)

 
Facebook Like!


The following two tabs change content below.

塩野 輝美

翻訳者、ライター。ドイツ在住。ドイツの生活と文化、歴史と社会制度のつながりをウォッチしています。

ピックアップ記事

  1. バリアフリー法見直しへ 2020年に向け国交省が方針
    国土交通省は27日、バリアフリー法・関連施策の見直しの方向性を公表した。2020年東京五輪・パラリン…
  2. 夏は隣人トラブルの季節――バルコニーの使い方に注意 ドイツ
    ドイツ人の多くは、夏はより多くの時間を屋外で過ごすことを好む。自宅住居のバルコニー使用頻度が上がる季…
  3. 保育士1人に対する子どもの数は? OECD保育白書
    OECD(経済協力開発機構)が発表した『OECD保育白書2017年度版』で、就学前の早期幼児教育およ…

アーカイブ

2017年6月
« 5月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

Follow me!

FacebookいいねやTwitterフォローで、更新情報を受け取れます!

 


ページ上部へ戻る