ご当地自慢を探せ!(13)クリスマスのお菓子シュトレン(ドレスデン)

ご当地自慢を探せ!(13)クリスマスのお菓子シュトレン(ドレスデン)

クリスマスが近づくと、ドイツのパン屋さんおよびお菓子屋さんの店頭に登場するシュトレン。

バターたっぷりのパン菓子シュトレンは、日本でもかなりポピュラーになってきたが、日本のお店で見かけるシュトレンは全体的に小さくかわいらしい場合が多い。一方ドイツのお店では、1.5kgサイズくらいの巨大シュトレンが、店頭のガラスケースの中に積み上げられている光景にお目にかかる。シュトレンのこの形は、おくるみに包まれた幼子イエス・キリストの形を模したものだと言われている。そしてシュトレンの醍醐味は、大きな塊の真ん中から薄くスライスして食べることなのだ。

シュトレンの発祥はドイツのドレスデンだと言われる。正統派「ドレスデンのシュトレン」はレーズンがぎっしり入ったもの。旧東ドイツ時代にはよい材料が手に入らず、シュトレンづくりにも悪戦苦闘したそうだが、東西ドイツ統一後に品質規定が作られ、「ドレスデンのシュトレン」ブランドが名実ともに復興した。

ちなみにドレスデンでは、シュトレンはフォークを使わずに手で食べる。ケーキでもパンでもない「シュトレン」という括りが存在する、クリスマスに欠かせない名物菓子だ。

ご当地自慢を探せ!(13)クリスマスのお菓子シュトレン(ドレスデン)

 
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見市 知

ライター、ドイツ在住。著書に『ドイツで100年続くもの』、『ドイツ クリスマスマーケットめぐり』、『ベルリン 東ドイツをたどる旅』(いずれも産業編集センター刊)がある。

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