子供のお小遣いにも男女格差が存在する? 英独で調査

収入の男女格差は、子供の世界にも存在するのか? 英国とドイツで子供のお小遣い事情を調査した統計結果を、3日付のフランクフルター・アルゲマイネ紙オンライン版が報じた。

英国のハリファックス銀行が実施した調査によると、15歳以下の子供がもらっているお小遣いの平均額は、男の子が週6.93ポンド(約1067円)なのに対し、女の子は6.16ポンド(約948円)で、男の子の方が12%多くもらっていることが明らかになった。それにもかかわらず、お小遣いの金額が十分でないとして親に値上げを交渉するケースは男の子が44%、女の子が39%となっている。

これに対して英国メディアでは、子供の時からすでに収入の男女格差があることを問題視、「女の子はもっと値上げ交渉のすべを身に着けるべき。そうでなければ、この格差は将来大人になったときまでついて回る」との声が挙がっている。

一方のドイツでは、エグモント・エハパ出版社の調べによると、2015年に6~13歳の子供がもらっているお小遣いの平均額は、男の子が月26.75ユーロ(約3236円)、女の子が25.93ユーロ(約3137円)で、わずか3%男の子の方が多くもらっている。しかし、月々のお小遣い以外で誕生日やクリスマス、イースターなどのプレゼントとしてもらうお金の合計額では女の子が年間192ユーロ(約2万3232円)、男の子が187ユーロ(約2万2627円)と逆の現象が起こっており、これによって格差が是正されていることが明らかになっている。

 
(写真はイメージ)

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塩野 輝美

翻訳者、ライター。ドイツ在住。ドイツの生活と文化、歴史と社会制度のつながりをウォッチしています。

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