新50ユーロ札発行 ニセ札防止対策万全に

新50ユーロ札が発行 ニセ札防止対策万全に

4月4日に新デザインの50ユーロ紙幣が発行され、ユーロ加盟国19カ国で流通が開始された。4日付のドイツ・シュピーゲル誌オンライン版が伝えた。

50ユーロ札はユーロ紙幣の中で最も多く造幣されている紙幣で、全体の紙幣の46%を占める。そのため「最もニセ札が出回る紙幣」とも言われ、ドイツ連邦銀行によると昨年見つかった偽札の中で10枚中6枚が50ユーロ紙幣のニセ札だったという。

新デザインの50ユーロ紙幣は、ニセ札防止対策を強化しており、透かしにギリシャ神話の王女エウロペの絵があしらわれ、また左下の「50」の数字の部分が光の加減によってエメラルドグリーンから濃いブルーに変化する。

エウロペの透かしが入った新紙幣としては、50ユーロ紙幣は4番目で、これまでに5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ札はすでに新紙幣が発行されている。100ユーロ、200ユーロ紙幣の新デザインは2018年末までに導入される予定。

新50ユーロ紙幣は今回54億枚造幣され、まずは自動現金支払機、銀行窓口および店舗などで流通される。ドイツでは、これに合わせて数カ月前から自動販売機や現金を扱う従業員に対して、新紙幣への対応を準備してきた。2013年5月に新5ユーロ紙幣が導入された際、券売機などの自販機が対応できず混乱が生じた経緯があり、それを踏まえて今回は「そのような問題は起きないだろう」とドイツ連銀関係者は話している。

画像提供:欧州中央銀行

 
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塩野 輝美

翻訳者、ライター。ドイツ在住。ドイツの生活と文化、歴史と社会制度のつながりをウォッチしています。

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