日立グループ、スコットランド鉄道事業受注 スイス大手と共同

日立製作所は9日、グループ会社で鉄道システム事業のアンサルドSTS(イタリア)がスイスの鉄道車両メーカー・シュタッドラー社との共同事業で、英スコットランドの地下鉄事業を受注したと発表した。総額は約2億320万ポンド(約329億円)で自動運転車両およびシステムを導入する。

アンサルドSTSは基幹となる自動運転システムや車両通信設備などを担い、受注額は約1億430万ポンド(約169億円)となる。

今回手掛けるスコットランドのグラスゴー地下鉄は、グラスゴー市内を環状に走っている全長約10.5km、15駅の路線で、世界で最も古い地下鉄の1つ。

シュタッドラー社はスイス国鉄へ長期納入実績を持ち、世界的に有名なスイスのツェントラル鉄道にも納入している。

世界の鉄道事業を日本企業が受注するケースが増えている。先月はインド鉄道工事を双日、三井物産、日立製作所などが総額4000億円超で受注、2014年末には川崎重工業がニューヨーク地下鉄へ車両納入している。また先月、インドネシアの高速鉄道を中国企業が受注後に計画を進められていない状況が報道されたことを受けて、日本の信頼性に改めて注目が集まっている。

※1ポンド=161.8円で換算

 
(写真はイメージ)

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新城 元

東京工業大学大学院卒。ITジャーナリスト。インターネット関連企業に務めるかたわら、NEWSALTを立ち上げる。

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