米株式週報 トランプ次期米大統領就任を目前に様子見ムード

米株式週報 NYダウ、国内雇用統計に揺れた

1月9~13日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は、軟調な展開。決算発表前の様子見ムードの中、次期米大統領トランプ氏の記者会見の内容に注目が集まった。20日の大統領就任を前に、トランプ氏の発言に注意が必要な展開が続きそうだ。

9日のダウは1万9887.38ドルで前週末比76.42ドルの下落となった。原油の下落に伴い、上値の重い展開。2016年10~12月期の決算発表本格化を前に、業績への警戒感が高まった。10日も続落、1万9855.53ドルだった。これまで会員制交流サイト(SNS)での情報発信を続けてきたトランプ次期大統領の記者会見を控え、様子見ムード。原油安でエネルギー関連株が売られ、米国ゼネラル・モーターズ(GM)による決算の上方修正を受け、自動車関連が良好だった。

米国取引時間中にトランプ次期大統領の記者会見が行われた11日は上昇、1万9954.28ドルで引けた。原油高が好感され、エネルギー関連が上昇。トランプ氏の会見では、減税・財政政策への具体的な言及はなかった一方で、高額な薬価に対する批判をしたことで、ヘルスケア関連が下落した。さらに、防衛関連の予算削減に言及したことで、防衛関連の下げも目立った。ロシアのサイバー攻撃に関する言及に関連して、サイバーセキュリティ関連銘柄も上昇した。

12日は反落、1万9891.00ドルだった。政策に関わる金融やインフラ関連の下げが目立った。リスクオフの動きから商品市場で金の価格が一時1200ドル台となり、昨年11月以来の高値をつけた。13日は続落、ダウは1万9885.73ドルで引けた。米国ではキング牧師の誕生日に近い1月の第3月曜日がキング牧師記念日として祝日となるため、3連休を前に利益確定の売りに押された。一方、この日のナスダックは2日ぶりに反発し、史上最高値を更新した。ハイテクが買われ、トランプ氏が薬価に対する批判を行ったことで大幅に下落していたバイオ医薬株が買い戻された。

(写真はイメージ)

 
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