米株式週報、史上初の2万1000ドル突破 トランプ氏演説受け

米株式週報

2月27日~3月3日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は、2月28日に行われたトランプ米大統領の議会演説を受け、2万1000ドルを突破した。週の前半は議会演説を控えて小動きだったが、演説翌日は大幅高。演説において同氏の姿勢が軟化していたことや、内容に悪材料がなかったことが好感されたとみられ、市場では大統領の発言に引き続き注目が集まる。

27日のダウは、前週末比15.68ドル上昇の2万837.44ドルだった。28日にトランプ大統領の議会演説を控えて動きにくく、小幅高となった。トランプ大統領が米軍の軍事費増額を発表し、防衛関連株へ資金が流入した。28日は小幅に反落、ダウは2万812.24ドルだった。取引時間終了後に大統領議会演説を控え、動きにくい展開。12営業日連続していた記録的なダウの上昇は、この日でストップとなった。

3月1日は急反発、ダウは前日比303.31ドル高の2万1115.55ドルとなり、初めて2万1000ドルを突破した。28日の取引時間終了後に行われたトランプ大統領の演説では、注目されていた減税やインフラ投資に関する言及は一般論にとどまった。具体的な政策は示されなかったものの、悪材料はなかったと受け取られ、一気にリスクが高い資産への投資が増えるリスクオンが進んだ。また、選挙戦中や近日のような攻撃的な発言や姿勢はなく、軟化した内容であったことが好感された。3月の利上げ期待も高まり金利も上昇、金融株も買われた。

2日のダウは反落、2万1002.97ドルだった。前日の大幅高に対する反動で売りが優勢となった。建設機械最大手キャタピラーの本社に連邦税務・金融当局の捜査が入ったとの報道でキャタピラー株が大幅安となり、投資家心理を冷やした。3日は小幅に上昇、材料難の中、2万1005.71ドルで取り引きを終えた。連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が改めて3月利上げに前向きな発言をし、市場に3月利上げは織り込まれた形だ。

(写真はイメージ)

 
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