iPhone大国日本、シェア7割に 世界40カ国で調査

iPhone大国日本

アウンコンサルティングは17日、スマートフォンの「世界40カ国、主要OS・機種シェア状況」の調査結果を発表した。日本のシェア率は、基本ソフト(OS)はiPhoneに入っているアップルのiOS、機種はアップル製のものがともに68.9%(前年比2.7ポイント増)となり、7割近くとなった。例年と同様、日本は調査対象の世界40カ国・地域の中でアップルのシェアが最も高い国となった。

iOSシェアトップは40カ国中9カ国

日本でiOSの次にシェアの大きいOSはアンドロイド(30.1%)、機種では「不明(測定不可)」が8.8%となった。

世界各国の状況を見ると、OSは28カ国でアンドロイドのシェアが国内トップとなり、そのうち23カ国でシェア率が60%以上だった。一方、iOSのシェアが国内トップとなった国は、米国(シェア率54.0%)、カナダ(同52.7%)、オーストラリア(同57.4%)、英国(同49.2%)、スイス(同59.3%)、デンマーク(同49.4%)、スウェーデン(同52.8%)、ノルウェー(同53.1%)、日本の9カ国だった。

アルゼンチン、スペイン、オランダの3カ国では、昨年まではアンドロイドのシェアが50%以上だったが、今年はウィンドウズフォン(Windows Phone)のシェアがトップとなった。ただしシェア率は3カ国とも50%以下にとどまっている。

機種は、23カ国でサムスンがトップ、16カ国でアップルがトップだった。一部地域で中国メーカー「ファーウェイ(Huawei)」の伸びも見られた。

訪日客用アプリ、アンドロイド対応も必要に

アウンコンサルティングは、「インバウンド市場との関連から見ると、日本市場でアプリを開発した場合、リリース優先順位はiOSの方が高いことが多いが、訪日客向けのアプリにおいては、アンドロイドを優先するとともに、iOSもほぼ同時期にリリースするなどの対応が必要になる」と述べている。ターゲットとなる国で使用されているOSや機種の情報を確認し、プロモーション等に応用することを奨励している。

なお、日本のスマートフォンの使用率(普及率)は59.0%(前年比5.0ポイント増)と、他の主要国に比べて低くなっており、全体人口比におけるiPhone普及率はオーストラリアやスイス、スウェーデン、ノルウェーの方が高い計算となる。

同調査はブラウザ統計サイト「StatCounter」に基づいて行った。スマートフォン普及率はグーグルの「消費者バロメーター」に基づく。

(写真はイメージ)

参考記事
iPhone大国日本、シェア66.2%に 世界40カ国で調査(2016/03/22)

 
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平井 明

1989年生まれ。東京大学教養学部卒業、東大大学院人文社会系研究科修士課程修了。2015年、NEWSALT創業時に入社。豊富な海外経験、世界の政治・文化・歴史に関する見識と、語学力を活かし、主に日本人には縁が遠いような世界の動向について、「読んで希望を持てる記事」をモットーに執筆を続ける。

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