がん研究会、AIとゲノム解析で最適治療へ 共同研究開始

がん研、ゲノム解析と人工知能技術を統合したシステム開発の共同研究開始

がん研究会(東京都江東区)と人工知能(AI)技術ベンチャーのFRONTEOヘルスケア(東京都港区)は1月31日、がん研究の分野で共同研究を開始したと発表した。ゲノム解析技術とAI技術を活用し、がん患者の遺伝子変異などに合わせて最適治療を行うシステム「がんプレシジョン医療」の開発に向けて研究し、個々人の症状に合わせた治療を行う「がん個別化医療」の実現を目指す。

FRONTEOヘルスケアが持つAI技術を活用し、個々の患者に適した治療法や薬剤に関する記述がある論文を探し出す。その情報を即時に医師に提供することで、適切な判断を下すことができるようにする。がんにもさまざまな分野や治療法があるため、各分野のエキスパートの知見を整備し、論文や医療情報を解析する仕組みを開発していく。

さらに、医師だけではなく、医師から説明を受ける患者や家族が十分に理解できるよう、AIが患者の理解度に合わせた説明を細くするインフォームドコンセント支援システムの開発も行う予定。2021年末の完成を目指している。

(写真はイメージ)

 
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新城 元

東京工業大学大学院卒。ITジャーナリスト。インターネット関連企業に務めるかたわら、NEWSALTを立ち上げる。

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