中国で囲碁AI祭典 「アルファ碁」とプロ棋士が対戦へ

コンピューター囲碁大会

グーグルは10日、囲碁の発祥地・中国で、囲碁と人工知能(AI)の祭典「Future of Go Summit(碁の未来サミット)」を5月23~27日に開催すると発表した。昨年韓国のトップ棋士を制したことで話題になった英ディープマインド(DeepMind)開発の囲碁AI「アルファ碁」が登場する。中国囲碁連盟、中国政府の協力のもと浙江省烏鎮で開かれる。

大会では、アルファ碁と中国プロ棋士がペアを組み、交互に打って対局するペア対局、アルファ碁と中国のトッププロ棋士5人とのチーム対局が行われるほか、大会の目玉として、世界最強のプロ棋士と言われる柯潔(ハー・ジェー)九段とアルファ碁が1対1で全3局の対局をする。

対局の合間には「Future of AI(AIの未来)」と題した討論会を実施。アルファ碁が長い歴史を持つ囲碁にもたらした新たな知見を分析し、その背後にある機械学習や人工知能といった技術がいかにして世界的な課題を解決できるかを検討する。ディープマインドのデミス・ハサビス最高経営責任者(CEO)は、「このイベントが囲碁の世界と、碁盤を超えた世界においても、問題を解くための示唆を与えてくれるものになることを、心から期待している」とコメントした。

アルファ碁は、昨年3月の韓国の李世ドル(イ・セドル)九段との対局で4勝1敗で勝ち越し、特に最初の3局でトップ棋士を制したことで世界に衝撃を与えた囲碁AIだ。

参考記事
Googleの囲碁ソフトAlphaGo、トップ棋士に4勝1敗で勝利(2016/03/16)
(コラム)「アルファ碁」対局を終え、人工知能と人間との境界線を可視化する(2016/03/23)
囲碁世界戦で韓国代表が優勝、囲碁AIは1勝(2017/03/25)

(写真はイメージ)

 
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宮永 龍樹

栃木県出身。ソフトウェア技術者。情報機器・教育機器の開発に長年従事するが、自動車エレクトロニクスの分野に転身。最先端の自動運転技術にも関わる。趣味はダンス、そして娘の寝顔を見ること。

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