冥王星の複雑な姿写し出す NASA探査機ニューホライズン

米航空宇宙局(NASA)は11日、公式サイト上で冥王星に関する新しい画像を公開した。NASAのニューホライズン無人探査機から送信された新しい近接画像により、多様な冥王星の表面の様子が明らかとなった。

「もし、我々のフライバイの前に芸術家がこの冥王星を描いたというなら、私はおそらく、それはやりすぎだ、と言うだろう。しかし、現実にそこにあるものがそうなんだ」とサウスウェスト研究所(Southwest Research Institute)のニューホライズン主任研究員アラン・スターン氏は感嘆のコメントを述べている。

今回、新たに得られた画像の解像度は1ピクセルあたり400m。この画像から新たに多様な地表の様子が明らかにされた。砂丘や山の領域から平野部へ流れ出ている窒素の氷の流れ、また冥王星の表面を流れた何らかの物質により削り取られてできたと考えられる渓谷の連なりなどさまざま。

この画像で確認された砂丘については、現在の冥王星の大気が非常に薄いことから、過去にもっと厚い大気の層があったか、あるいは別の生成プロセスが存在するのか、その原因を説明することは非常に難しいという。

現在、ニューホライズン無人探査機は地球から約50億km以上、冥王星の向こう6900万km以上離れた位置にある。探査機は全てのシステムが正常に稼働中。

画像提供:NASA


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三田 よしみ

大学院機械工学系専攻修了後、アメリカ系外資企業を渡り歩き、現在も外資勤め。最近は運動不足解消に取り組んでいる。

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