準天頂衛星「みちびき」機体公開 JAXA筑波宇宙センター

「みちびき」機体公開 JAXA筑波宇宙センター

内閣府は7日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で、今年打ち上げる予定の準天頂衛星「みちびき」2号機の機体を公開した。

準天頂衛星は、特定の地域の上空に長時間とどまることができる衛星で、赤道に対して角度を持ちつつ地球の自転と同じ周期で回る軌道を通る。みちびきは日本の上空での滞在時間が長い軌道を通るため、全地球測位システム(GPS)衛星との相互補完によって、これまで測位が困難だった場所でも測位精度が向上する。

みちびきの初号機は2010年9月に打ち上げられており、2017年度に2号機から4号機までの3機が打ち上げられる予定。4機体制が確立された後は、GPS補完・補強のサービスを24時間途切れることなく受けることが可能になる。

衛星測位技術による位置情報の精度は、世界に先駆けたセンチメートル級となり、IoTなどの次世代産業の基盤となることが期待されている。さらに2023年度をめどに持続測位可能な7機体制での運用を開始する予定。

2~4号機の打ち上げ日時は後日発表される。打ち上げ時には、全国の科学館などで撮影された子どもたちによるカウントダウン映像をインターネット中継で放送する予定。

画像提供:内閣府(「みちびき」2号機)

 
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宮永 龍樹

栃木県出身。ソフトウェア技術者。情報機器・教育機器の開発に長年従事するが、自動車エレクトロニクスの分野に転身。最先端の自動運転技術にも関わる。趣味はダンス、そして娘の寝顔を見ること。

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