マングース、防除により順調に減少 奄美大島と沖縄島北部

環境省那覇自然環境事務所は、奄美大島と沖縄島北部地域におけるマングース防除事業の2014年の実施結果を発表した。奄美大島では、わなにより39頭、探索犬及び人によって32頭を捕獲して、捕獲総数は計71頭だった。わなによる捕獲数は2013年度よりも約65%減少して過去最低を記録した。同省は、これまでの防除事業の成果により全島的な低密度化及び分布の断片化が一層進んだとしている。沖縄島北部地域では、わなにより127頭、探索犬及び人によって28頭を捕獲して、捕獲総数は155頭だった。捕獲数は前年度に引き続き減少していて、最も捕獲数が多かった2007年度の4分の1程度の捕獲数となった。マングースの個体数が順調に減少しているとしている。

マングースは、ハブとクマネズミを減らすために、沖縄島では1910年に那覇市郊外に持ち込まれた。沖縄島南部に定着し、次第に分布域を拡大して、1990年代には塩屋湾(大宜味村)と福地ダム(東村)を結ぶ線より北へ侵入したと考えられている。

奄美大島では1979年に名瀬市(現奄美市名瀬)の赤崎地区に30頭が放された。1990年頃には名瀬市のほぼ全域に分布を広げ、2000年にはおよそ1万頭までに数を増やした。

マングースの分布域拡大に伴って、沖縄島のヤンバルクイナ、奄美大島のアマミノクロウサギ、アマミトゲネズミなどの希少野生動物の分布域や生息数が減少した。このため両島において2000年度から防除事業を行っている。

(写真はイメージ)


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宮永 龍樹

栃木県出身。ソフトウェア技術者。情報機器・教育機器の開発に長年従事するが、自動車エレクトロニクスの分野に転身。最先端の自動運転技術にも関わる。趣味はダンス、そして娘の寝顔を見ること。

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