日鉄住金建材、シカ被害対策システムを販売開始

日鉄住金建材(東京都江東区)は、シカが列車にぶつかる被害や、農地や林地の食害を減らすためのシカ対策システム「ユクリッド」の販売を開始した。鉄道事業者、自治体、猟友会、環境保護団体などの需要を見込む。

ユクリッドは、シカ誘引材と侵入抑止柵から構成される。シカ誘引材「ユクル」は、シカが鉄道敷地内の鉄分を求めて線路へ侵入するという研究成果から開発された、シカ専用の誘引材である。野生のホンシュウジカおよびエゾシカでの効果確認試験で、多数のシカを長時間誘引することを確認できた。シカの足止めや、わなへの誘引に用いることができる。

侵入抑止柵「ユカエル」はシカが入りにくく出やすい構造の柵で、鉄道の盛土区間に設置して効果を発揮する。岐阜県垂井町の試験区間での実験で、半年間で侵入件数を171件から4件に大幅に低減させ、1年間の衝撃件数は3件から0件となった。

シカの行動をコントロールすることで、地域のシカ被害低減が期待できる。

(写真はイメージ)


宮永 龍樹

投稿者プロフィール

栃木県出身。ソフトウェア技術者。情報機器・教育機器の開発に長年従事するが、自動車エレクトロニクスの分野に転身。最先端の自動運転技術にも関わる。趣味はダンス、そして娘の寝顔を見ること。

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