環境省、海洋生物のレッドリストを新たに公表 56種が絶滅危惧

環境省、海洋生物のレッドリストを新たに更新

環境省は17日、海洋生物のレッドリストを新たに公表した。これまで生息状況を評価していなかった種について今回取りまとめた結果、56種が絶滅の恐れがあるとされ、1種はすでに絶滅したとしてリストに掲載された。

環境省版レッドリストは1991年に陸域と陸水域のレッドデータブックを作成して以来、内容を随時見直している。これまで海洋生物については一部の種以外の評価をしていなかったが、2012年度から、すでに評価している種や水産庁が資源評価をしている種以外の評価を実施。評価対象となったのは魚類、サンゴ類、甲殻類、軟体動物(頭足類)、その他無脊椎動物(宝石サンゴ、環形動物、腕足動物など)の5分類群。

今回、絶滅と判定されたのはオガサワラサンゴ。1935年に小笠原諸島父島で発見され新種として記録された後にインドネシアで報告されているのみで、日本国内では一度も生息が確認されていない。

56種の絶滅危惧種は、魚類で16種、サンゴ類で6種、甲殻類で30種、その他無脊椎動物で4種。南西諸島などの環境に生息するものが多かった。魚類では、水族館で飼育されることが多いシロワニ、レジャーダイビングで観察の機会が多いタマカイ、カンムリブダイなどが含まれる。

今回情報不足と判定された種が224種あり、掲載種全体の約半分を占めており、今後の調査による情報の蓄積が求められる。

(写真はイメージ)

 
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宮永 龍樹

栃木県出身。ソフトウェア技術者。情報機器・教育機器の開発に長年従事するが、自動車エレクトロニクスの分野に転身。最先端の自動運転技術にも関わる。趣味はダンス、そして娘の寝顔を見ること。

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