野田市放鳥のコウノトリ幼鳥1羽死ぬ

千葉県野田市は7日、試験放鳥したコウノトリのメスの幼鳥1羽が死んだと発表した。この幼鳥は市内のコウノトリ飼育施設「こうのとりの里」で育成して、7月23日に放鳥した幼鳥3羽のうちの1羽。5日に茨城県神栖市内に立つ鉄塔の下で死んでいるのを発見された。病理解剖によって肋骨などの骨折と肝臓の破裂が認められた。原因は送電線または鉄塔への衝突、あるいは墜落による負傷と推定されている。病気の発症はなく、栄養状態にも問題がなかったことも確認された。なお、残りの幼鳥2羽についてはGPSや地元の目撃情報により、元気な様子が確認されているとのこと。

野田市はコウノトリの野生復帰を目指して試験放鳥に取り組んでいる。実施期間は2015年~17年までの3年間を予定し、個体モニタリングや環境への適応について検証しながら、放鳥個体の定着を目指すとしている。

コウノトリは特別天然記念物の絶滅危惧種。全長約1.2m、体重約4kg。東アジアの草原や湿地に生息し、魚・カエル・ザリガニ・バッタなどを食べる。明治以前には日本国内でも普通に見られた鳥だが、乱獲や農薬等、環境の変化により野生種は日本から姿を消した。

画像提供:野田市 みどりと水のまちづくり課


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宮永 龍樹

栃木県出身。ソフトウェア技術者。情報機器・教育機器の開発に長年従事するが、自動車エレクトロニクスの分野に転身。最先端の自動運転技術にも関わる。趣味はダンス、そして娘の寝顔を見ること。

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