IUCNレッドリストにスッポン、イタチなど48種の日本の生物を指定

国際自然保護連合(IUCN)日本委員会によると、6月30日に更新されたIUCNレッドリストで、スッポン、イタチなどを含む48種の日本の生物種が改めて絶滅危惧種・準絶滅危惧種に指定された。

絶滅危惧のランクは軽い順にII類、IB類、IA類。II類は絶滅の危険が増大しているもの、IB類は近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの、IA類はごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。また、準絶滅危惧は存続基盤がぜい弱な種で、現時点での絶滅危険度は小さくても生息条件の変化によっては上位ランクに移行する要因を有するもの。

ニホンスッポンは、日本だけでなく中国、台湾、ベトナムなどの生息状況も考慮して今回新たに絶滅危惧II類に指定された。食材として養殖されたものが野生化している一方で、在来のものの個体数の減少が懸念されている。ニホンイタチは、軽度懸念から準絶滅危惧種に危険ランクが上げられた。西日本低地部の生息環境の消失や、特定外来種であるチョウセンイタチとの生息環境の競合などの問題により、3世代で25%近い減少が推測され、さらにその傾向が続くと予測されている。また、琉球諸島の固有種でミナミイシガメやアマミスミレが新たに絶滅危惧種として指定された。セマルハコガメのように絶滅危惧のランクがII類からIB類に上げられたものもある。

今回改定されたIUCNレッドリスト(2016.1)では、世界の既知種173万5022種のうちの8万2845種の絶滅リスクを評価し、およそ3割にあたる2万3892種が絶滅危惧種と判断している。

(写真はイメージ)

 
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宮永 龍樹

栃木県出身。ソフトウェア技術者。情報機器・教育機器の開発に長年従事するが、自動車エレクトロニクスの分野に転身。最先端の自動運転技術にも関わる。趣味はダンス、そして娘の寝顔を見ること。

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