花便り~エニシダ

花便り~エニシダ

黄色の小さな蝶のような花がたくさん枝についているエニシダ。緑の葉とのコントラストが鮮やかだ。

写真のような花屋の店頭でよく見かける種類は、実はヒメエニシダ(姫金雀枝)。エニシダは落葉低木で寒さに強く、庭や公園などに植えられている。ヨーロッパ地中海沿岸が原産で、日本には江戸時代に伝わった。

エニシダという名は、オランダ語の「genista(ゲニスタ、またはヘニスタ)」が語源とも、エニシダ属「Genisita」の英語読み「ジェニスタ」が変化したとも言われている。漢字では「金雀枝(もしくは金雀児)」と書き、こちらは花の咲く姿からつけられたようだ。英名ではBroom(ブルーム)、またはScotch broom(スコッチ・ブルーム)と呼ばれるが、意味は「ほうき」だ。昔はエニシダの枝を束ねてほうきを作っていた。伝説の魔女が飛ぶときに乗るほうきは、このエニシダで作られたものだ。

花の色は黄色だけでなく、白やピンク色、また黄色に赤いぼかしが入るホオベニエニシダ(頬紅金雀枝)という種類もある。

さて、ほうきを手に取り、春に向けて冬物を片付けて、部屋の掃除でも始めてみるか。

花言葉:謙遜、卑下、清潔、上品、清楚、博愛

エニシダ(金雀枝):マメ科エニシダ属

花便り~エニシダ

 
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佐々木 玲

東京都出身。多趣味。日本の伝統文化、芸術、自然をこよなく愛する。「日本ならでは」な、あらゆるもの好き。日本人でよかったと思える情報の発信を目指す。 現在、冬に溜めこんだあらゆるものをデトックスすべく、体を張って実験中。

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