花便り~ネコヤナギ

銀白色の毛衣をまとって、見ているだけでも温かくなりそうなこの枝、ネコヤナギ。

尾のような花穂がネコのしっぽに見えるところからこの名がついたといわれるが、花を小犬の尾にたとえた「狗尾柳(エノコロヤナギ)」という別名もある。北海道から九州まで広い範囲の河川敷などに自生している。

この毛の中には何が入っているのか、ずっと気になっていたが、実はこれがこのまま花となる。雌雄異株で、3~4月ごろ、雄株と雌株がそれぞれ毛に覆われた雄花と雌花を咲かせる。ヤナギ科の植物は解熱や鎮痛などの薬効があり、古くからかぜの症状などに用いられていた。

まだ寒い日が続くが、部屋に飾り、目に温かくするのもいい。水に生けたこの枝から根が生えてくることもあるという。ネコと呼ぶかイヌと呼ぶかは、どうぞご自由に。

 

花言葉:自由、努力が報われる、親切、思いのまま

ネコヤナギ(猫柳):柳(ヤナギ)科ヤナギ属の落葉低木