日本人にとって一番身近で、馴染み深いオンラインギャンブルと日本ギャンブルといえば「パチンコ」がまず思い浮かぶだろう。駅前や繁華街に行けば、必ずと言っていいほど複数のパチンコ店を見ることができる。
ただ、パチンコは民営のギャンブルとなっていることをご存知だろうか?公営ギャンブルは、競馬、競輪、競艇、オートレースの4収益事業になるので、パチンコは特に国から認められたギャンブルというわけではない。
日本では賭け事に金銭のやり取りを発生させると「賭博法」に問われてしまう。だが、パチンコは出玉を金銭と引き換えているではないか。
なぜ、公営ギャンブルでもないのにパチンコまたはネットカジノは違法にならないのだろうか?
その答えは「三店方式」にある。
「三店方式」とは、パチンコ店、景品交換所、問屋の3店で出玉を換金する方式だ。
お客は出玉をカウンターで「特殊景品」と一旦引き換えてもらう。
そして、特殊景品をお店の外にある「換金所(景品交換所)」に買い取ってもらう形で換金してもらうのだ。
その後、特殊景品は問屋が買い取り、パチンコ店が問屋から買い取る形で循環されている。
パチンコは換金が主な目的になるので、たとえ三店方式を活用しても違法になりそうな気はする。しかし、今のところ三店方式は政府のお墨付きをもらっているので、賭博法に問われることはない。
「パチスロならなんでも大丈夫か?」
いや、必ずしもそうとは言えない。
巷には「違法パチスロ」もある。目立たない雑居ビルなどで運営されており、キャッチで勧誘されて連れて行かれる。
街中で目にする、ネオンぎらぎらのパチンコ店は問題ないが、違法パチスロでは賭博法に問われてしまうので、キャッチには簡単についていかないよう注意しよう。
パチンコが文化として根付いている、そんなギャンブル好きな日本人におすすめなのが「オンラインカジノ」だ。
カジノと聞くと「日本だと違法になるんじゃないの?」と心配される方も多いだろう。